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romancista
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やっと見てきました。うん、面白かったね。
ロバート・ダウニージュニアのホームズは、このホームズの役にはぴったり合っていた。つまり、変人で汚くて突発的な理論派。グラナダのドラマの危なげない紳士のホームズに慣れていると、特に、賭けボクシングに出たり、ゴミ箱にダイブしてしまう汚さは目も当てられない。それでも愛すべきキャラではあるんですが、これが本来のホームズに近いとなると、ちょっとショックです。
ジュード・ロウのワトソンは、見た目はスマートだしクールなんだけど、この変人との腐れ縁を切ろうとして結局切れない。「もうしょうがないな」という顔が結構似合っていました。
へんに大掛かりな謎の解明は、終盤までてこずるように見せておいて、最後にトントントンっと解いてみせる。このあたり、ドジで情けないクルーゾー警部がじつは何もかもわかっていて、見事解決してしまう「ピンクパンサー」の落ちに似ている気がします。

ワトソンの婚約者メアリーは、ドラマのほうなら「4つの署名」のクライアント。
アイリーン・アドラーはドラマなら「ボヘミアの醜聞」の逃亡者。
ともにドラマのほうが上品です(笑)。モリアーティ教授は、映画のほうは顔も出なくて、手に小型の銃を仕込んでいるのでドラマより恐かったですね。

汚らしくも活気あるロンドンの雰囲気はかなり好きです。明らかにCGとわかる場面も多いけど、音声が細かくて、映画館では四方から馬の足音だの貧民の話し声だの聞こえて臨場感たっぷり。
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3月は長かったのに、休みにはいるとどんどん時間が経過してます。

1日。しかけた4月1日ネタが不発になりかけたのを発見、大慌てで修正。
拍手ありがとうございました。

2日。連動記事をアップロード。背景も何もない、無愛想なページと化す。
しかし悔しいことに、なんだか動く気力がなくて、行くつもりだった映画のホームズもパス。(ファーストショーサービスオンフライデーで朝から見ればたしか¥1300)
そして夕方、体調が悪いことにやっと気づく。昼間は元気なのが夕方になると、パタッとだるくなる。微熱あり。あっさりしたものしか食べられない、といったら「何」というから「寿司」と答え、急遽、宅配してもらった。ちなみに、出前をとる、となると母は結構はりきる。

3日。今日のこと。寝れば奇妙な夢(○○の表示はこれでは駄目だからどうのとか、何のことやら)につかまり、今朝になっても特に回復せず。

福岡の桜は今日明日が見ごろの満開です。天気予報も雨0%。
友人と待ち合わせの時間までまだ間があったので、地下にある古本屋に入ったとき、見つけた一冊。
『毒の名はユニオン』は、『ハムレット』論と小説の合体したような本です。待ち合わせの時間になったので、そこで、やめればいいのに(荷物になるだけ)買ってしまった。

著者は経歴など一切出してなく、「ある日、書店の店頭で気まぐれに」『ハムレット』を買ったといいます。これは普通に出回る日本国内の文庫本のこと。それを読んで、これまでの読み方(研究者の解釈)は間違いだと気がついた、のだそうです。以下、要約。
イタリア・ルネサンス期を舞台にした、偽・歴史小説。実在の人物を、偉大さとか美化とは180度反対に、要するにムチャクチャに、しかもいかにもありそうな緻密さで描いているので、物議をかもしているらしいです。
作風としては『パフューム』に近いかも。謎解き部分はほとんどないです。でも読むだけでにじみ出る陰影と悪臭と、その合間の、よくも悪くも生々しい感じ。そういった描写がいかにもその場所を知っている人の筆致だと思います。
あとは最後の仕上げナリ。

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某勉強は続行中だが、忙しいので思うようにははかどらない。
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