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romancista
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見てきました。でも2Dにしたので、映像についてはあまりコメントすることがありません。
東京の渋谷から始まるとは聞いていたけど、全く何の工夫もなく素直に109とか交差点が見えている。暗い雨のシーンで、雑踏の中で一人濡れながら立ち尽くす少女(イマドキのいでたち)。予想どおりの展開、交差点に響き渡る悲鳴、その現場を遠巻きにする人々の傘を上から見ているアングル。

人類が死滅するような世界で、いくら軍事にかかわっているといってもひとつの製薬会社が、実験繰り返しながら、多数のスタッフを働かせながら、それでも存続していく、という展開がすでに無理がありそう。しかも、1年以上も前に「3」の出来事がネバダであったのに、《東京》は今頃まで何を無策でいたんだとつっこみたくなる。ストーリーもへったくれもなく、簡単に先が読める安易なシナリオ。

ミラ・ジョボヴィッチのアップ多用だけど話には影響がない。彼女はたしかに前作よりごつさがなくてモデルらしく綺麗なのだが、そのせいかアクションが地味になっている。ただし、前作ではそこそこにしか活躍のなかったクレア・レッドフィールドが、そのアクションの穴を埋めるバカ強さ!
クレアは、2でのジル・バレンタインほどゲームの中の人に似てないのがちょっと残念ですが、よく動くしタフでいい。兄クリスもまた強いので、最凶兄妹です。それと、あの展開では死んだか、と思われた人がちゃっかり脱出しているのには笑った。

これまでのシリーズよりシリアスさが薄いし、映画としてより、遊園地のアトラクション的な、その場その場での爽快さ!こそが売りで、余韻なんかない、スーパードライタイプのエンタテイメント。
そして5に続く。5でも見所はきっと3Dのみ
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クリストファー・マーロウの戯曲の舞台化。
演出・蜷川幸雄、主演・野村萬斎
録画分がTVであったのを見たのでした。

録画で見たのですが。
モノトーンのスタイリッシュな舞台!舞台装置は相変わらず極限まで少なく、パントマイムをあちこちにまぜて、それから笑わせる展開の直後にこわい結末がピシャリとやってくる。スティーブン・バーコフはカフカ作品が好きみたいで、これもそうだし、「審判」もあったし、大変楽しませてくれます。
ジョン・ウェインが出るような西部劇です。¥390で買いました。
ストレスがかなりたまっていたので、スカッとできるのは、と思うとこういう感じになる。そこで私の部屋では常に、銃声と馬の蹄の音が鳴り響いているのですが。

カンザスから駅馬車で東部の町まで行くことになったご一行。
くせのある人々が乗り込んで、最初は騎兵隊が護衛してたのが、「命令だから」と途中の街でいなくなる。アパッチの襲撃を恐れて早く出発しようにも、一行のうちの若い婦人が出産したので、生まれたばかりの子供と彼女を無理させられない、で、もめている。銀行家らしい爺さんは態度が尊大で、アパッチが襲撃にくると「やかましい」というので医者(銃の使い手)に張り倒されて静かになった。
この尊大な銀行家は、実は手配中の犯罪人で、到着早々つかまる。アパッチに取り囲まれてたわりには死亡は1名、ケガはしてもみんな軽傷。アパッチのほうは全滅に近いようなやられ方してて、台詞もなくて、ただの悪役になってた。
ジョン・ウェインの主人公リンゴ・キッドは、酒場の女ダラスにプロポーズをするが、彼女はどうやら娼婦らしく、素性が明らかになることを恐れている。しかも、目的地ではリンゴは誰かと決闘するつもり。

解説には大変なアクションがあるようなことが書いてあるけど、殆どアクションはないです。そして「サマセット・モームの『脂肪の塊』に着想を得て」と書いてるけど、『脂肪の塊』はモーパッサンです。
この解説の(随分前の、「いやあ、映画って本当に・・・」の)人は解説に結構テキトーなことを書いたり言ったりしていて(『嵐が丘』をシャーロット・ブロンテだとか)、見つけるたびに解説の信用性が低くなるのですが。

モーパッサンの『脂肪の塊』も戦時下に馬車で移動する群像劇小説で、これから着想を得た西部劇では、ダラス(つまり、小説版でいうところの「脂肪の塊」である酒場の女)はリンゴとハッピーエンド。
そのラストシーンは気持ちが良かったけど、アメリカ映画って、割と、フランス文学をぐちゃぐちゃに変えて、自分の作品にしてる気がする。
結構前に原作本を読んでいましたが、映画版が安くなっていたので入手。
フランス映画です。

18世紀フランスジェヴォーダン地方。
100人を超える女と子供が何者かに殺された。
生存者の話では、全く見たこともない怪物だという。
謎の野獣退治のため、ルイ15世より最強の騎士たちが派遣された!

とパッケージに書いてありますが、派遣された騎士たちが活躍することは一度もなく、若い博物学者が、相棒と一緒に怪物の正体を探ります。
怪物は、なぜか村人ばかり襲います。動きはCGなんだけど、姿をあまり見せずに、羊飼いの娘などが、気配におびえて逃げ出す描写がちょっと恐い。

アメリカン・ネイティヴをつれているので、主人公は会う人ごとに珍しがられ、「召使か?」と聞かれ、「義兄弟だ」と答えています。しかしその相棒は、ついに罠にかけ負傷させた獣のあとを追って、敵アジトに入り込み……

裸同然ですごい人数に囲まれて戦ってるから、これはまずいだろうと思っていたら、
背後から銃弾を受け、無残に殺される。

復讐鬼となった主人公はそのアジトを単独で襲撃、これで解決に近づくかと思えば、当局に逮捕され、毒物を飲まされて絶命してしまう!?

最後どうなるか書きますので念のため、たたんでおきます。
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