潮時

うちの近所は区役所の出張所というのがあって、大抵の手続きはできるのですが、昨日住民票を取りにいったら、座るところは勿論、立つにも場所がないくらいに混んでいました。

窓をおしるしに開けてるだけだから、外は涼しいのになんとも空気が悪い。
そして、「支払いだけなのに」窓口を転々とさせられたという中年のご婦人が私のうしろで案内係りにえんえんと文句をいっていた。
言いたくもなるよねーという動きの遅さがカウンター越にこちらから見えている。
待つ場所の奥では、小さい子供が火がついたように泣き喚いている。

Ｑ大が移転して西に来たので、留学生も多いから外国人登録が急に増えたんだと、係りが弁解している声が聞こえました。
それでもたもたしている。つか、できる人が少ない。

それでも十分に回っていた、平穏な田舎だったわけです。
今は、一方通行の住宅地の道を、逆方向からスピード出してくる車が増加。閉店した店舗にあやしい「自然食品」や「高級ふとん」の店がオープンしてはまた消え、またオープンしてる。ファミレスだったところが改装されて、何ができるのかとちょっと期待したら、脳神経科と処方箋薬局。回覧板では、不審者と空き巣に注意の話が増加。

まあそれにしても、そのご婦人が最初は怒ったかんじで文句だったのが、しばらくすると雑談になっていくのが笑える。待たされたら待たされたで、文句いいつつ、どうにかやっていくんだろうなあ。

ガーネット『狐になった奥様』

中島敦の『山月記』はまじめなエリートが虎になる話でしたよね。この話は、１９世紀イングランドで、美しく若い奥様が、夫と散歩をしている最中に、ちょっと悲鳴をあげたかと思うと、狐になっているのです。

外国語をあやつる

アジア現代美術の展覧会は、学生を含め外国の方々がいつもより多い感じ。そこでもちろん英米の人たち同様に、アジアの人たちも来てくれるわけです。
そういうとき、英語で通じるのはたしかに便利だと思う。けど、中国なら中国語で、韓国なら韓国語でさらっと応じた日ににゃあ、どれほどカッコイイでしょう！

そこで、瞬間的に、数ヶ国語を話せる場合を妄想してみる。
すると、数ヶ国語ということは、浅く広く話せるという状況に思い至る。
簡単な会話を多言語でできるのと、マニアックな話でもゆうゆうと応じるくらいにひとつの外国語を習得するのは、果たしてどちらが良いのか！？

・・・好きなほうにしたらいいですね。ハイ。

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・・・・・・何の血？

友人と待ち合わせて博物館に行って遊んできました。
あー、面白かった。赤いＴＶとか見れたし。

その帰りに、前触れもなく鼻血が出ました。

車のシートに血がついたのは手を置いた場所だったので、しばらくは手を切ったあとがまた開いたと思い込んでいたのですが、家に帰り着いてまた出たのでさすがに今度は気がつくというものです。駅やなんかでその顔を人に見られなくて助かったけど、車の持ち主に改めて謝っておかないといけない。

あそこもここも悪くて、薬を５種類くらいと、強めのドリンク剤を１日に２本飲んでギリギリしていたことがあったから、副作用が今頃来たというのがもっともありうる話。次点で、微妙にのぼせたことにしておこう。