潮時

うちの近所は区役所の出張所というのがあって、大抵の手続きはできるのですが、昨日住民票を取りにいったら、座るところは勿論、立つにも場所がないくらいに混んでいました。

窓をおしるしに開けてるだけだから、外は涼しいのになんとも空気が悪い。
そして、「支払いだけなのに」窓口を転々とさせられたという中年のご婦人が私のうしろで案内係りにえんえんと文句をいっていた。
言いたくもなるよねーという動きの遅さがカウンター越にこちらから見えている。
待つ場所の奥では、小さい子供が火がついたように泣き喚いている。

Ｑ大が移転して西に来たので、留学生も多いから外国人登録が急に増えたんだと、係りが弁解している声が聞こえました。
それでもたもたしている。つか、できる人が少ない。

それでも十分に回っていた、平穏な田舎だったわけです。
今は、一方通行の住宅地の道を、逆方向からスピード出してくる車が増加。閉店した店舗にあやしい「自然食品」や「高級ふとん」の店がオープンしてはまた消え、またオープンしてる。ファミレスだったところが改装されて、何ができるのかとちょっと期待したら、脳神経科と処方箋薬局。回覧板では、不審者と空き巣に注意の話が増加。

まあそれにしても、そのご婦人が最初は怒ったかんじで文句だったのが、しばらくすると雑談になっていくのが笑える。待たされたら待たされたで、文句いいつつ、どうにかやっていくんだろうなあ。