ロミオとジュリエット

１９５４年のイギリス作品。カラーですよ。
そして、省略が控えめで、舞台設定が忠実にイタリアを描いていて
主役の２人より、その背景に目がいってました。

古めかしさが自然で、バルコニーの場面も非常に綺麗です。
修道院も雰囲気が抜群で、墓所やら大聖堂やらもすごくイイ！
ただ、衣装は考証の通りかもしれないけど、かなりヘンでした。
そして、ベッドが、ほとんど棺桶にクッションをのせてごまかしたようなサイズ。
寝返りをうったら確実に落ちるよ？
ジュリエットは令嬢なのに、ベッドだけはそれだもの。部屋も狭いし。
でもキャピュレット家の庭園は、もっと見せてほしかった。

ロミオは話の中で２人を殺してしまうのですが、
ひとりめのときは親友を殺され、「もう我慢できない」と怒りに燃えた
と思えば２秒後には刺殺（ティボルト即死）。
ふたりめのときは自殺寸前のロミオをみつけたパリスが
お尋ね者が墓所荒らしをするか、と勘違い、引っ立ててくれる！
と剣を抜いている。ロミオは
「絶望した男にかまうな、ほっといてくれ、頼むから」
と言ったかと思ったら、やっぱり２秒後にロウソク台で頭を強打（パリス即死）。

ローレンス神父は、いままで見たうちで一番善良そうで、
頭が悪そうでした。この人なら、まさしくあの展開になるだろうと納得。

残暑？ 別になくてもよかったんだけど

この一週間、残暑と呼ぶには元気のよすぎる暑さ！
朝の犬の散歩ですでに一日のエネルギーを使い果たし、
職場に着く前に水を半分飲み干し、仕事中には目が据わり、
帰る頃には魂が半分どっかへ消えている。

それもこれも、決して仕事が忙しいからではなくて、
暑いからだということが判明しております。
来年はどうするか対策を練らねばならん。

本は、読んでる途中が一冊。
内容が内容で、なかなか読みきれない。
『荒野へ』というのです。将来有望で魅力もある若者が
自分のめざす理想のために、アラスカへ無謀な旅を試みる。
食料を現場で調達し、野宿しようというのです。それもかなりの長期間。
結果、悪いものに食あたりみたいになり、弱って、死ぬまで誰にも発見されず。

どうやらアメリカには彼に似て非なる人々もたくさんいるようです。
また、アメリカにもさまざまな地域や町があることが事細かに書かれていて
（というのもドキュメントだから）興味深い本。でもヘヴィ。

もう秋ですよ

今朝、犬の散歩から戻ったら、右足の足の裏が痒い。
で、蚊だろうとムヒみたいの塗って放置していたら、
真っ赤に腫れ上がってきて。
家の中で歩くだけで痒いが痛いに早代わり。
毒虫かも知れません。せっかくの休日がこんなふう。

しかるに！
ツクツクホウシが鳴きました。
異常気象な冷夏でセミは例年の勢いがなかった。
でもクマゼミで終わりってこともなかった！
クサヒバリもさえずり（違う。見た目、ちょっと苦手な虫）開始。
庭にある桜は落葉を開始。
日没も明らかに早い。

もう秋です。

…ひゅー、どうにか、助かった…

ちょっとこわい話

忍者さんのトラックバック用テーマにあったから
あ、あれを書こうという話を思い出しましたが、
思い出すだけでちょっと怖くなったのでやめます。

だって書いてしまったら完全に怖くなるに違いない。
幽霊を見たとは思いたくない、それにもしあれが幽霊だったとしたら、
昼間で、近所の車道で、雨の日曜で、

本当に怖くて、シャレにならない。

……カサをさすささないは自由ですけど、
その上紛らわしい格好で歩かないでくださいね（＜誰に！？）

また探すのか

ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』を読もうと思い立って、
本屋によりましたが、ありません。
文庫であるのを一冊、ネットで頼む気にもならないので、
今度余力の在るときにジュンク堂あたりに行こうかな。。。
で、いつ余力なんてできるのだろう。
大体、大きな本屋に行くと、目的の一冊ではすまなくなるのです。

で、なぜドラキュラか？
これ、よく読むと結構面白そうなんだな、ツッコミどころ満載。
たとえば、ドラキュラは古めかしい世代なので、新型の船には乗れないとかね。

夏のサイト企画に検討していたのですが、夏はもうまもなく終わると見込んで
ハロウィンを目指しましょう。ホントは、狼男とフランケンの３匹セットだった。
でも「それは怪物くん」との指摘を受け、小出しにしてごまかす魂胆です。
（すぐにばれます）