LOST シーズン１ ７・８巻

乗客名簿にいない人物の発覚と同時に、クレアとチャーリーの姿が消えた！
何者かに襲われていると訴えるクレアを、妊娠による精神の興奮だと決めつけ、訴えを本気にしなかったジャックは、自分を責めながら必死で探索を行う。そしてこんなとき頼りになるロック、ケイト、自分からついてきたブーンが続いた。

ロックがすぐ足跡を見つける。
「さらわれたな。だが、人を引きずって歩けば必ず跡が残る」
ジャックがチャーリーの玩具の指輪を見つける。
「手がかりに彼自身が落としていったものだ」

2つの手がかりは別方向に向かっていたので、一行は二手に分かれた。
雨を預言するロック。会社経営の御曹司であるブーンは、ロックの語る職業を、冗談だろうと笑い飛ばす。
一方、ジャックとケイトはさらに指輪の手がかりを見つけたが、足を滑らせたジャックが落下したところに、怪人物イーサンが現れ、追跡をやめないとどっちかを殺す、と警告する。

痛め付けられたジャックは昏倒し、その間に過去が甦る。ジャックは、ある患者の死を思い出す。救急の手術をしていた父が、酔っていた上ミスをするのを見て、結局は父を庇わなかったのだった。
気がついたジャックはがむしゃらに追跡を再開、だが樹上にチャーリーが首をしめられてぶら下がっている。必死の処置でチャーリーは息を吹き返すが、クレアをまもれなかったショックで、ズーンと暗くなっている。


ロックとブーンはクレアたちは見つけられなかったが、飛行機のハッチを発見する。これを秘密にして、狩の振りをして毎日見にくる2人。ついにはブーンの妹シャノンが怪しむようになる。


ブーンとシャノンは兄妹だが、実は再婚どうしの連れ子で、血はつながっていない。次々にボーイフレンド（同居相手）を変え、その相手が毎度ろくでなしというシャノン。ブーンはいつも彼女を心配し、ろくでなしの彼氏と別れさせるために大金を払っていた。
ロックの不思議な荒療治により、ブーンは妹から解放された気分になった。


ケイトは果物を取りに入ったジャングルで、気持ちの良い滝壷を見つける。
やってきたソーヤーと一緒にふざけて泳いでいると、その水底には白骨化しつつある死体が！
丈夫なケースを持ちかえり、開けようとするがちっとも開かない。ここでケイトの過去が甦る。彼女はなんと銀行強盗の一味だったのである。
ケースの中には何丁かの拳銃が入っていた。しかしケイトが欲しかったのは、小さな飛行機の模型だけだった。


次に続く話はマイケルとウォルト親子の信頼回復の物語。が、それだけではなくて、この少年ウォルトの周囲には何事か奇妙なことが起きるとうかがわせる話。しかもウォルトが気にいっていたスペイン語の漫画（絵を見ていただけだが）には、孤島や、巨大シロクマ（実際ウォルトは犬と一緒にいてシロクマに襲われる）が出てくる。
その本はマイケルが取り上げて燃やしたみたいだったから、この符合を怪しむのは視聴者だけじゃないかな？