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romancista
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福岡市博物館で開催中のポンペイ展に行きました。
平日の寒い、かつ、オリンピックで男子フィギュアの日を選んで行ったにもかかわらず、結構な人出。展示数が多いので、通路が迷路状態で余計に混雑して見えました。
が、それでもやっぱり、楽しかった。人が少なければリピーターになったかも。

前回のポンペイは、噴火の恐ろしさがドーンと出ていたのですが、今回は、噴火前までの生活様式いろいろの展示。大理石で追い炊きのできるお風呂とか。
フレスコ画、大理石の彫刻、贅沢そのものの食器類など、それだけでも見ごたえがあります。灰に埋もれていたので保存状態がすごくいいのでしょう。逃げ遅れた犠牲者のかたどりももちろんありました。ポンペイ一帯は噴火の数十年前に大地震があっていて、そこから復興を遂げた頃だったはずです。噴火の前にも予兆はあっただろうに、避難しなかった人が多すぎ。まさに風光明媚な地中海リゾート、とにかくバブリーで贅沢な暮らしをしてます。
でも娯楽のひとつが剣闘士の試合。兜もすね当てもそのままの形で出ていました。それと、さびてはいたけど、見事な形の短めの剣…とどめ用だそうな。
*会期中に関連作品の映画上映があっていて、「スパルタカス」が今度やるらしいです。主演カーク・ダグラスのスペクタクルもので、奴隷から剣闘士にされたスパルタカスが反乱を起こす話。最後は鎮圧されて、首謀者スパルタカスを差し出せば命を助ける、といわれた反乱軍の誰も彼もが、我こそがスパルタカスと名乗るのでローマ軍は戸惑ってしまう…というのがちょっと好きなシーンです。

小さめの絵は題材が神話に限らず、貿易で富を築いたポンペイらしく、商売道具をそのままモザイク画で飾ったり、魚介の絵だの果物の絵だので、店頭のメニューか、雰囲気づくりのためのいけすのようにも見えました。
最後の部屋に庭園風の演出がしてあり、ライトが朝~昼~夜と変化しました。
その部屋には噴水の装飾がいくつもおいてあり、周囲には鳥を描いた絵がかかっていました。この鳥の絵がリアリティたっぷり(種類も特定してある)で、しかもよく太っていて、全展示のうちで一番のお気に入りです。
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