やっぱり死んだ

左足に釣り糸がからまったクロツラヘラサギの幼鳥が、
保護されたものの衰弱して死亡しました。
発見から保護にかかるまで時間がかかっていて、
そんなことで助かるのかと思っていたら、やっぱり。
希少種であるクロツラヘラサギが犠牲になったことでニュースになった模様。

渡りの拠点になる場所があるのはいいことですが、
釣り人にマナーを呼びかけるとして、わざと糸を捨てるつもりでなくても
切れてしまったものは回収が難しいはず。そしてその糸には針がついている。

福岡の人工島は、かつては自然の湾だったところを
文字通り人工的に作り変えた場所であり、作ったはいいけど使い道に困って
干潟ぽいところを残している。中途半端なつくりでも、
それなりに使えれば鳥はすぐ当てにするようになるんです。

一部でも完全な立ち入り禁止区域サンクチュアリにできないものか。