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romancista
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結構前に原作本を読んでいましたが、映画版が安くなっていたので入手。
フランス映画です。

18世紀フランスジェヴォーダン地方。
100人を超える女と子供が何者かに殺された。
生存者の話では、全く見たこともない怪物だという。
謎の野獣退治のため、ルイ15世より最強の騎士たちが派遣された!

とパッケージに書いてありますが、派遣された騎士たちが活躍することは一度もなく、若い博物学者が、相棒と一緒に怪物の正体を探ります。
怪物は、なぜか村人ばかり襲います。動きはCGなんだけど、姿をあまり見せずに、羊飼いの娘などが、気配におびえて逃げ出す描写がちょっと恐い。

アメリカン・ネイティヴをつれているので、主人公は会う人ごとに珍しがられ、「召使か?」と聞かれ、「義兄弟だ」と答えています。しかしその相棒は、ついに罠にかけ負傷させた獣のあとを追って、敵アジトに入り込み……

裸同然ですごい人数に囲まれて戦ってるから、これはまずいだろうと思っていたら、
背後から銃弾を受け、無残に殺される。

復讐鬼となった主人公はそのアジトを単独で襲撃、これで解決に近づくかと思えば、当局に逮捕され、毒物を飲まされて絶命してしまう!?

最後どうなるか書きますので念のため、たたんでおきます。

毒で死んだと思われた主人公は、仮死状態だったらしく、謎の娼婦(モニカ・ベルッチ)がその仲間とともに助け出します。
主人公は「獣」を操った黒幕の前に姿を見せ、相棒の仇と一騎打ち。敵はまるでアニメかなにかに出てきそうな剣を振るう(しかも名門の貴公子ってことになってる)。彼はアフリカでライオンに襲われ、右腕がないと思われていたが、奇怪な技術で腕を復活させていた。その技術でもって、アフリカからつれてきた動物を改造し調教して、人をかみ殺すようにさせていたらしい。黒幕たちはこの地方の有力者の集まりだったので、「獣」が平民以下しか襲わないのも単純な理由とわかる。

なぜそんな獣を作って村人を襲ったか、というと、この獣をさして「神の獣が罰を下す」と書いた本を配り歩き、フランス全土に恐怖を撒き散らし、権力を自分たちのものにしようと企んでのこと。
謎の娼婦は教皇直属の諜報部員ってところで、宗教絡みのこの一件を注視していたらしい。実はものすごく剣も強い。(が、出番は少ない)

最後は、一部始終を語った某貴族が、革命軍に連行されて終わる。
事件は解決してるけど、どこか、後味は苦いアクション歴史ものです。
(2001年フランス)
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