romancista |
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アナログで描くので、ここには掲載できないのですけれども、そろそろ予定を進めて、猫とか鳥(カモメ)を描こうと思います。
昨日、ひさびさに筑肥線で2つ西に行ったら、海岸の岩の上にカモメの類がいました。電車の中からだから遠いので(視力落ちたし)種類は確定できなかったんですが、あやつらがちゃんといるってことは、ようやく秋になってきたのだろうと。やつら、近くにいると図々しくやかましい鳥ですが、白さが際立っていて綺麗で、やっぱり好きです。
初秋の頃はチェーホフが読みたくなります。代表的な戯曲が『かもめ』っていうのは、この場合偶然。で、昨日読んだのが『ワーニャ伯父さん』
25年を必死に下向いて働いてきたけど、それは無駄だった!という、気の毒な人で、結論は、「この先を生きていくには忍耐をもって」というのですが、それの終幕の台詞がなかなか、ちょっとした傷にしみる消毒液のような感じで良い。それを語るソーニャをわざわざ「不器量」と断定してあるところが意地悪くて、結構好きだったりします。
個人的に、ワーニャが人生を棒に振った、その敗北感というのは、ただの敗北ではなくて、現実的に、その問題を解決できなかった、敢えてやらなかった自分が好き、に違いないと思う。そんな人っているしね。
ちなみに、チェーホフのマイベストは『桜の園』です。
昨日、ひさびさに筑肥線で2つ西に行ったら、海岸の岩の上にカモメの類がいました。電車の中からだから遠いので(視力落ちたし)種類は確定できなかったんですが、あやつらがちゃんといるってことは、ようやく秋になってきたのだろうと。やつら、近くにいると図々しくやかましい鳥ですが、白さが際立っていて綺麗で、やっぱり好きです。
初秋の頃はチェーホフが読みたくなります。代表的な戯曲が『かもめ』っていうのは、この場合偶然。で、昨日読んだのが『ワーニャ伯父さん』
25年を必死に下向いて働いてきたけど、それは無駄だった!という、気の毒な人で、結論は、「この先を生きていくには忍耐をもって」というのですが、それの終幕の台詞がなかなか、ちょっとした傷にしみる消毒液のような感じで良い。それを語るソーニャをわざわざ「不器量」と断定してあるところが意地悪くて、結構好きだったりします。
個人的に、ワーニャが人生を棒に振った、その敗北感というのは、ただの敗北ではなくて、現実的に、その問題を解決できなかった、敢えてやらなかった自分が好き、に違いないと思う。そんな人っているしね。
ちなみに、チェーホフのマイベストは『桜の園』です。
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